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2023/07/0823/07/08 かがやき

伊藤 正規さん
泰成窯

 父が菰野町で開いた窯元を兄と受け継ぎました。「地場産品の萬古焼の魅力を発信し、業界の活性化につながれば」
 父弥彦さんからは後継を求める声はありませんでしたが、父の代で終わらせたくないと八風中時代に意思を固めていました。三重大で経営やマーケティングを学び、卒業した2021年から本格的に家業に専念。製造はもとより、インターネットを駆使した営業、広報にも力を注いでいます。
 〝家族の風景をつないでゆく器〟をコンセプトに独自ブランドも構築。父が培ってきた実用的な食器のフォルムなどに丸みを加え〝かわいらしさ〟をプラスしています。「家族でほっこりしてもらえるような、暮らしを豊かにする器を作っていきたい」と話しています。

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