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2020/10/1020/10/10 地元アーティストの楽曲配信
「番組が新たなつながりになれば」
肥田町のアマチュア作曲家小山さん
鈴鹿市肥田町のアマチュア作曲家小山富弘さん(53)は、地元アーティストの歌を紹介するインターネット番組『ソング・サム』を8月から配信しています。「番組を通して、アーティストさん同士やファンの皆さんの新な出会い、つながりになれば」と話しています。
25歳でキングレコードから自作曲を発表していた小山さんは、福祉施設で働きながら音楽活動をしています。スタジオを持ちたかった夢もあり、9年前に四日市市に『SUMレコード』を設立。
コロナ禍で密となる空間に人が集まらずに音楽発表ができないものかと考え、さまざまなアーティストの歌を発信することにしました。
番組名は生活に歌をプラスしたいと、パソコンの表計算ソフトの足し算を意味する『SUM』を引用したり、〝鈴鹿・歌の・街〟の頭文字を取ったりしました。
参加者は県内外にわたり、スタジオで歌って収録したり、リモートで出演したり。過去のライブ映像を編集して配信もしています。
先月末時点で14回配信し、市内からは保護司会の活動を題材にした『ホゴちゃん音頭』を作った伊藤寛さん、キングレコードから作品をリリースしている演歌歌手加賀城美鈴さん、『すずか茶の歌』を歌うみえのすずかさん、不戦への思いを込めた『貝の涙』を作詞作曲した伊藤好夫さんらが出演しています。
小山さんの願いは番組のシリーズ化ではなく早期終了です。「コロナ禍が終息し、配信せずとも、これまでのようにライブハウスで音楽が楽しめるような状況になって、この番組が早く終わるのが望みです。毎回、これが最後になればと考えています。いつか出演していただいた皆さんが、スタジオに集まって歌ってもらえたら」と話しています。
Webサイトは『ソングSUM』で検索。問い合わせは電子メールaisoru7@yahoo.co.jpへ。