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2023/06/1023/06/10 アニメで四日市まつりをPR
イラストレーター坪井さん(三重地区出身)
Webサイトで公開中
ことしで60回目の節目を迎える『大四日市まつり』。記念事業として四日市市三重地区出身のイラストレーター坪井健さん(44)が制作協力したアニメーションが、同まつりのWebサイトで公開されています。坪井さんの横顔とともに作品への思いを聞いてみました。
アニメの見どころ、こだわったところは―
大四日市まつりのバラエティーの豊かさや山車のユニークさなど、市民だけではなく、たくさんの人にも改めて知ってほしいと思い、親しみやすく描き、軽快な音頭に合わせて楽しく見てもらえるようにしました。
制作の経緯は―
2012年、『わたしのマチオモイ帖』という全国のクリエイターが参加した企画展で、市内の風景を題材にした作品『四日市絵巻帖』を制作しました。作中に四日市の祭りの様子も描いていました。作品を見た大四日市まつり実行委員会の方からお声を掛けていただきました。
作ってみたいイラスト、アニメなどは―
四日市市をはじめ、三重県には個人的に記憶に残る場所がいくつかあり、県にまつわるストーリー性のあるアニメも作ってみたいと考えています。幼少の頃、旅行で連れていってもらった熊野市新鹿町の山や海の風景が特に記憶として残っています。
イラストレーターを目指すきっかけは―
四日市南高校で美術部に所属し、得意で好きなことを仕事にできたらと大阪芸術大学芸術学部へ進学しました。イラストレーションエージェントのアルバイトで、イラストレーターさんたちの現場に触れたり、パソコンで絵を描くことを学んだりし、一層仕事とすることに興味を持ちました。
仕事のやりがいや達成感は―
自分で描いたものが世の中に出て、見て、手に取っていただいたり、喜んでもらえたりしたら、とてもうれしく思います。