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2023/06/1023/06/10 体操つり輪で世界目指す

全日本種目別に出場
山崎選手
相好体操クラブ鈴鹿

 体操の世界選手権、アジア大会の代表選考を兼ねた全日本種目別選手権(10、11日、東京都で開催)のつり輪に、鈴鹿市阿古曽町の相好体操クラブの山崎響太選手(28)が出場します。「まずは日本一をしっかりと取って、世界を目指したい」と意気込みます。
 先月開かれた全日本体操個人総合選手権種目別つり輪予選で7位(決勝3位)に入り、出場資格を獲得。昨年に次ぐ3回目出場の切符を手にしました。
 昨年の同大会では予選で同率1位ながら、決勝は7位という結果に。「後ろ振り上がり十字倒立、中水平支持などの技の精度を高めてきました。予選はいつも通りの気持ちで臨み、優勝を狙いたい」
 同種目にはアジア大会の金メダリスト、世界選手権ファイナリストら24人が出場します。
 山崎さんは体操教室の講師を務める母親の影響で3歳から始めました。同クラブに入ってから、つり輪のスペシャリストとして競技に取り組んでいます。「水平姿勢を保つ中水平支持のきれいさに自信を持っています。つり輪の魅力は止まれない位置で止まるなどの力強さ、迫力、格好良さだと思います」と話しています。

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