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2020/09/1220/09/12 アイドルから女優へ成長
鈴鹿市出身中西悠綺さん 『愛や勇気を伝えられる存在に』
アイドルから女優へ着実にステップアップ―。鈴鹿市出身の女優中西悠綺さん(23)は、海外や国内の映画、朗読劇に出演し、活動の幅を広げています。18歳でアイドルグループを卒業し、夢に描いた女優への道を真っ直ぐに歩んでいる今の思いなどを聞いてみました。
―女優への転身で苦労、努力した点は
アジアで活躍できる女優になりたいと思い、2017年に中国へ留学し、人気女優チャン・ツィイーさんが卒業された国立演劇大学中央戯劇学院で演技を勉強しました。家族や友達のいない外国で女優として活躍するため、努力する日々は孤独でした。何度も日本に帰りたいと思いましたが、諦めずに頑張ってきたおかげで、来年公開の中国映画で主演を務めることができ、本当にうれしく思います。
―来年公開予定の中国映画『神奇旅行社』の役どころとストーリー、見どころは
ストーリーは日本人女子大生が中国に渡り、現地の大学生とともに過去の一番見たい記憶に戻れる架空のタイムマシン『超音速シミュレーション現実装置』の研究に取り組みながら、友情や家族愛を育む作品です。私は主人公の中村理香役を演じさせていただきます。四川省で撮影をしたのですが、とても景色がきれいで、そちらも見どころだと思います。
―役づくりで努力した点は
ほぼ全編中国語での芝居だったので、毎日、撮影が終わったらホテルで、翌日の撮影シーンのセリフをひたすら練習していました。
―こちらも来年公開予定の邦画『僕が君の耳になる』の役どころとストーリーなどは
主人公の友人原玲奈役で出演します。ダンス部のリーダーで、劇中でダンスを披露しています。ストーリーは平凡な大学生純平と同じ学校に通う耳が聞こえない女性美咲が数々のハードルを越えながら愛を深め、成長していく様子を映し出す人間ドラマです。
―『僕が~』の方の役づくりなどはどうでしたか
ダンス部のリーダー役なので、撮影前に何度かダンスレッスンをしました。アイドル時代に歌とともに踊っていたので、当時を思い出したのと、久しぶりに皆さまの前で踊れて楽しかったです。今回は女優としてダンスパフォーマンスを披露できてうれしいです。
―鈴亀ホームニュースの新成人企画に協力いただいた時、『常に平常心』がモットーでしたが今は
「常に平常心」を心掛けているのは今も同じですが、家族や友達、応援してくださる皆さまにいつも感謝の気持ちを忘れず、自分の心の中の楽しさや幸せの物差し、身近な人を大切に「今を大切に生きる」ことが大事だと思っています。
―今後の目標は
アジア、世界で活躍する日本人として、女優として、たくさんの人に愛や勇気を伝えられる存在になりたいです。
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