ホームニュース

2020/08/2220/08/22 花で鈴鹿を元気に

鈴花代表石川さん 一人一花運動を推進  

 花で咲かせよう もっと鈴鹿―。鈴鹿市土師町のNPO法人鈴花(すずはな)の代表石川智美さん(39)は『一人一花運動』を展開し、花でまちの活性化を推進しています。「花も人も一つ一つ個性があり、それぞれの表現があります。花を成長させる喜びを通して、親子の絆や世代間、地域間の交流を深めるきっかけになれば」と話しています。
 同運動は花づくりを通じて、人のつながりや心を豊かにし、まちの魅力や価値を高めようとする取り組みで、福岡市が推進しています。  
 石川さんは生花店で働いていた経験のある元保育士。腰痛で職場を離れましたが、子育て支援の活動は続けることに。  「生花店の時代は商品として見ていました。離れてから別の視点で見られるようになり、改めて花が好きなことに気付きました。花を育てる喜び、育てた花をもらって喜ぶ人の姿を見る楽しみを親子らに伝えられたらと考えました」  
 ガーデンデザインや美しい花を咲かせる技能を有するガーデンコーディネーター、壁に掛けたり、つるしたりと高い位置で楽しむハンギングバスケットの資格なども取得。市内の公民館での講師を始めました。
 ボランティア的な活動を続けていましたが、個人での活動に限界を感じ、法人化の方向へ。高校時代からの友人であり、鈴花副代表の加藤むつみさん方の同町の畑の一角を借りて、植栽を始めることになりました。
 「植物の成長を通じて、人の成長も感じてもらい、子どもたちが大人になってからの思い出の場所、鈴鹿の憩いの地になれば」と話しています。  
植栽は9月12日午後2時から同町で開催予定。鈴花の活動はWebサイトhttps://suzuhana-2020.jimdofree.comを参照してください。

ヘッドラインへ