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2019/11/23中国料理アジアシェフ大会で金賞

中国名菜しらかわ
白川貴久さん
「次回は地元食材で狙いたい」


亀山市みずほ台の中国名菜しらかわのオーナーシェフ白川貴久さん(44)が先月27日、長崎県で開催された料理コンテストアジアシェフ大会の牛肉部門で金賞を獲得しました。「素直にうれしい、名誉なこと。次の出場機会があれば、三重県食材を使用して、県や亀山への恩返しのために金を取りたい」と話しています。
大会はアジア各国・地域の中華料理のシェフが集い、腕前を競うもので今回で13回目。これまでは香港、上海などで開催され、日本開催は初です。
日本、香港、中国、韓国、台湾、マカオ、タイ、マレーシアなどの8つの国・地域から約100人が参加。白川さんはこれまでの実績を買われ、大会の主催団体や世界中国料理協会の会長からの推薦を受けて参加。
開催地、長崎県産の『長崎和牛』『アオリイカ』『うちわエビ』をメイン食材に、野菜などの副食材も地物を使用し、『牛肉』『海鮮』『前菜』『デザート』の4部門で味を競いました。
白川さんは『牛肉』部門でエントリー。牛肉をコンパクトな分量にして中華の古典的伝統料理を現代風にアレンジ、地物のユズや四川のサンショウなどのソースで味の変化を楽しめるようにも工夫。白皿の上に流したブドウの黒いソースとラー油とコチュジャンの赤いソースで中国の縁起ものことわざに出てくるコイ2匹も表現しました。
肉の柔らかさを生かしている点やユズとの相性の良さ、食材のバランス、色合い、作業工程などで高評価を受け、金賞を取りました。
「地元食材に特化した料理を創作し、これからも亀山で頑張っている姿を発信していきたい」と話しています。
同大会は香港を拠点にし、中国・香港・マカオ・韓国などの国・地域の中華料理協会の代表者でつくる団体アジア料理芸術協会が開きました。

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