みえーる
2026/03/1926/03/19 陶土の歴史で資源の大切さ学ぶ展示会 『東海湖からの土、そして萬古へ』 4月2日まで北伊勢上野信金菰野支店

陶土の歴史で資源の大切さを学ぶ展示会『東海湖からの土、そして萬古へ―親子で学ぶ、地域の土と焼き物のものがたり―』が、菰野町の北伊勢上野信用金庫菰野支店で開催されています。4月2日まで。
東海湖は東海3県にまたがり、約650万年前には存在したとされる湖で、琵琶湖の6倍の大きさともいわれています。湖底から採れた鉄分が豊富な良質な粘土は、四日市の萬古焼をはじめ、美濃焼、瀬戸焼、常滑焼に使われ、産地を支えてきました。
会場では東海湖の解説、萬古焼の歴史などのパネルの他、明治から大正時代にかけて、陶器と磁器の性質を合わせ持った硬質陶器『大正焼』を開発した水谷寅太郎氏の紹介、昭和30~40年代に全盛を極めた耐熱土鍋、各地の焼き物にブレンドして使われる『原蛙目(はらがいろめ)』『豊田木節(とよたきぶし)』など15種類の粘土が並んでいます。
展示会を企画した同町の山口陶器代表の山口典宏さんは「水、空気などの資源問題は、教育現場などで取りざたされていますが、土も限りある資源です。残り25年ともいわれる限りある土資源への敬意とともに、ネガティブな枯渇問題などを、皆さんにポジティブに捉えてもらう機会になれば」と話しています。
時間は9時~15時まで。同支店の営業日のみの開催。
問090(8676)7216菰野デザイン研究所、059(394)0120同金庫菰野支店。
写真は木節化石を持つ山口さんと会場の様子




