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2019/06/22学びやの、にぎわい再現、再生を

大道芸で地域おこし
30日 旧中里小でショー開幕


今年4月にいなべ市に移住してきた大道芸人ら4人が、2年前に閉校した旧中里小学校を拠点に地域おこしの活動をスタートさせます。6月30日に開催するパフォーマンスショーを皮切りに、カフェスペースの開設、大道芸の披露、パフォーマー教室などを企画し、かつてにぎわった学びやの再現と再生を目指します。
移住してきたのは大道芸人の、わくわくブーブさん(近藤匡・34)、IKERUさん(芝山武志・35)、YAHAさん(矢作仁・37)、カフェなど施設運営を主に担当する浜田優香さん(19)の4人です。
同市は2017年に東藤原、西藤原、白瀬、立田、中里の5小学校を統合し、藤原小に再編。空き校舎の利用方法について検討が続いています。
そこで浮上したのが『地域おこし協力隊』の活用。市外からの移住者のアイデアで運用し、地域ににぎわいを呼び込む狙いです。
市は旧中里小を、外部にいなべ市をPRするための拠点と位置付け人材を募集。大道芸人として何度もいなべ市を訪れていた近藤さんが、各地のイベントで知り合った芸人仲間に呼び掛け、移住することを決めました。
3人はそれぞれが全国各地で興行し、行く先々で市をPR。同小で開催するイベントに、市外からのお客を呼び込む青写真を描きます。
近藤さんは「地域の人たちが笑顔になれる、おもしろいことを仕掛けたい。楽しいトークや、あっと驚く大技をご覧に入れるので、ぜひ遊びに来てください」と来場を呼び掛けます。
パフォーマンスショーは午前10時と午後2時から。入場無料。プチマルシェも同時開催します。
070―2795―7446近藤さん。

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